院長紹介
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歯科医師
内野 博行(うちの ひろゆき)
1954年7月15日生まれ
長崎県出身
座右の銘:忘己利他
以前、お世話になった先生から「歯科医師の究極の目標は、歯科医師の仕事をなくすことだ」という言葉を聞き、今でもその言葉が心に刻まれています。この言葉は、私自身の目標にもなっています。
予防歯科を重視し、患者様のお口を健康に保つことで、むし歯や歯周病の発症を防ぐ口内環境づくりをサポートしていきたいと考えています。
さらに、患者様がアポイントメントを取りやすいよう、予約時間の調整にも柔軟に対応しています。
患者様の立場に立ち、口内状態に応じた適切な治療を提供することを心掛けています。お口の健康でお困りの際は、どうぞお気軽に当方へご相談ください。
これまでの沿革
1954年 | 長崎県(旧北松浦郡)世知原町生まれ。 |
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1973年 | 九州大学歯学部入学(この頃歯科医はむし歯バブルを謳歌していた時代で、不遜にもこれで自分も金満人生を送れるとバカな夢を見た) |
1980年 | 歯学部卒業(すでにむし歯バブルは終ろうとしていた) 卒業後に師事したダリル・ビーチ先生に、着任初日に言われた言葉、 「歯科医の最終目標は、世の中から歯科医療の必要性を無くすことです」は、その後の私の方向性を決定づけた。 |
1990年代 | 師の教えを守り「歯科医が必要のない社会」に実現のために、口腔衛生学会(予防歯科)に所属。大学や企業の研究者と交流し、文献を読み漁り、独自のむし歯予防理論を会得した。 そこから導かれたのは、「むし歯激減時代」の到来であった。予測通り、訪れる患者さんのむし歯が激減してきた。 保険医療制度は「出来高払い」であり、むし歯が減れば、当然医院収入は下がってくる。一部の歯科医は、収入維持のために、「治療対象の拡大」に走っていた。小児歯科の現場では、治療対象年齢の引き下げの動きがあり、二歳児の「ネット抑制治療」が乱用されていた。この状況では、いつか重大事故が起きるのではと懸念していた矢先、2000年には福岡市内の小児歯科医院で二歳児の死亡事故が起きてしまった。 |
2000年代 | むし歯激減の時代を迎え、多くは「治療対象の拡大」という禁じ手に走ったが、私は需要があるところへ自ら赴く道を選び、郷里世知原に医院を移転。 |
2022年~ | コロナ禍で整備されたオンラインインフラを活用し、支援・併走型のサポート医療を提供するために、従来の「通う歯科クリニック」から「たずねる(尋ねる・訊ねる・訪ねる)歯科クリニック」への業態転換を進めている。 |
書籍紹介
こどもの歯を「治療・矯正」する前に
現状の歯科の現場の状況や「むし歯」予防に関するあれこれ、歯ならびを治す「矯正」など様々な情報を掲載しております。「やっつける医療」から「見守る医療、折りあう健康」へ。こどもの歯に注目した安心読本。
ちいさい・おおきい・よわい・つよい No.98
むし歯のメカニズムを知れば、納得の「むし歯予防法」が。なぜまちがった情報が常識とされているのか。むし歯から医療や社会をみわたす深~い1冊!
月刊 クーヨン 2018年6月号
白砂糖の摂取が体に悪影響を与えることは知られているが、甘いものの誘惑に抵抗するのは難しい。一方で糖質は脳活動に必要とされる。今回は、糖質制限の大人の世界とは別に、子どもが糖質とどのように付き合うべきかについて考察します。
「いいね」vol.51 きょうから「歯とのおつきあい」を変えないと!
当方で行っている予防などの治療や理論についてご紹介をさせていただきました。この1冊で当方の方針をりかいしていただくこともできますので、ご興味ある方は是非ご覧ください。